仮想の横道

仮想化、クラウドについての情報を備忘録的に書き綴るブログです

Horizon Cloud on Azure with WVD

みなさま こんにちは

 

今回のトピックはHorizon Cloud on Azure with WVDです。

新しくプロジェクトでHorizon Cloud on Azure with WVDに携わることになりましたので

ざっくり紹介記事を書いていこうと思います。

 

そもそもHorizon Cloud on Azure with WVDとは何ぞや?という方もいらっしゃると思います。

この長い名前にコンポーネントがすべて含まれているので、分解していくと

だいたいの内容が理解できると思います。

 

Horizon Cloud on Azure with WVDは主に3つのコンポーネントから成り立っています・

 

①Horizon Cloud

VMware社が提供している仮想デスクトップとアプリケーションを提供する

言わずと知れたHorizon。

特にクラウド上で動作するものをHorizon Cloudといいます。

 

②on Azure

マイクロソフト社が提供している言わずと知れたクラウドサービスです。

on AzureなのでHorizon CloudがAzure上で動作するという意味になります。

 

③with WVD

Azure上でマイクロソフト社が提供しているVDIサービスです。

最大の特徴としてWindows 10のクライアントOSをRDSHのようにマルチセッションで使えるWindows10 multi-sessionを使うことができます。

このOSはWVDのみで提供されていますが、with WVDなので今回のHorizon Cloud on Azure with WVDでも利用することが可能という意味になります。

 

つまり、Horizon Cloud on Azure with WVDとはHorizon CloudをAzure上で動作させてWVDが使えてしまうという、VMware社とマイクロソフト社の共同開発製品です。

 

Horizon Cloud on Azure with WVDについて大まかな説明は以上になります。

 

次回はHorizon Cloud on Azure with WVDの特徴を説明したいと思います。